ステッカーが剥がれてしまう理由…貼付け後の注意
下地処理や貼り付け時の温度など、ステッカーを貼り付ける時の注意すべきポイントを守っても、貼付け後の要因によって剥がれてしまう事があります。
貼付け後の要因で最も多いのは、ステッカーに何らかの物理的接触があった場合です。
たとえば洗車時にタオルなどで強く擦ってしまい、角から剥がれたといった事や、スノーボードで板についた雪を払う時にグローブで擦ってしまい剥がれたという事です。
ステッカーのデザインにもよりますが、基本的にステッカーを貼った部分はなるべく触れないのが原則です。
洗車の場合は柔らかいスポンジ等で洗剤を十分つけて優しく荒い、水分を拭く場合はタオルを横に擦らず押し付けるようにして水分を取るとと良いでしょう。
スノーボードの板に貼った場合も、雪を払う時に横に強く擦るように雪を払うのは避けましょう。
また、貼り付け直後は糊が安定しておらず剥がれやすい状況にあります。
カッティングステッカーに使われている糊は、貼付け後に徐々に硬化し剥がれにくくなる特性がありますので、貼付け後1日から出来れば3日ぐらいは洗車を避けたほうが良いです。
特にスノーボードへの貼付けで滑る前日に貼る方が多いですが、非常に剥がれやすくなってしまいますのでステッカーを貼る場合は、滑る日より十分時間を置ける日に貼ることをお勧めします。
また、夏場の直射日光下による加熱でステッカーの糊が軟化し剥がれやすくなる場合が稀にありますので、洗車はなるべく気温の低い午前中か夕刻に行うのをお勧めします。
タグ: ステッカーの貼り方